「3つの心と2つの力」を育成するため、学校生活の多くを占める「授業」において
「10 の能力」を教育指標として設定し、教育方針を実現するカリキュラムを作成しています。
農大稲花小のカリキュラムにおいては、教育方針をもとに「10の能力」を教育指標として設け、各教科において知識・技能だけでなく、これらの能力を獲得できるように学習指導計画を作成しています。
農大稲花小で育てる「10の能力」 | |
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1 興味・関心 | 未知なるものへの興味・関心 |
2 創造力 | 問題点について改善策を施し、新しい価値を生み出す力 |
3 問題解決力 | 問題意識をもち、自ら解決していく力 |
4 習得力 | 知識・技能を習得する力 |
5 主体性 | 物事に進んで取り組む力 |
6 目標設定力 | 自ら目標を設定し、失敗を恐れず行動し、実現する力 |
7 発信力 | 自分の考えや意見をわかりやすく伝える力 |
8 傾聴力 | 相手の意見を丁寧に聞き、 意見の違いや立場の違いを理解する力 |
9 持続力 | 継続的に取り組み、自分の役割を 果たそうとする態度と、それを支える体力 |
10 自律力 | 状況に応じて、自らを律し、他と協調する力と態度 |
農大稲花小に隣接する東京農業大学には、生き物や食、環境といった身近なテーマを専門的に追究する研究設備が多数あります。それらを活用し、多様な体験型学習を計画しています。
とはいえ、教室を離れ、実際に物に触れ、新鮮な体験をすることだけが目的ではありません。子どもたちが主体的に関わり、「なぜ!?どうして!?」と考え、深く理解することで、他の科目以上に「10の能力」を育む機会とすることこそ、「体験」の大切な意味と考えています。
充実した体験型学習により、「10の能力」の育成を促進し、考える力と学びの基礎力を向上させる。その構造の構築が、農大稲花小の体験型学習のめざすところです。